Windows 10では、休止状態がデフォルトで有効になっています。このモードは、バッテリーで動作しているコンピューターの省電力状態です。ハイバネーションは、コンピューターの現在の状態をhiberfile(C:\ hiberfil.sys)に変換し、電源を入れるとコンピューターをシャットダウンします。その後、すべての作業がhiberfil.sysファイルから復元されます。休止状態は、スリープに比べて低速ですが、スリープよりも消費電力が少ないです。Hibernateにはいくつかのタイプがあります。
- フル:ハイバネーションモードとクイックスタートモードが含まれます。使用可能なRAM全体の約75%を占めます。
- 削減:休止状態を必要とせずに高速起動を可能にします。このタイプは、hiberfil.sysファイルのサイズをフルサイズの50%に減らします。
Windows 10でhiberfil.sysファイルのサイズを小さくする方法
管理者としてコマンドプロンプトを実行し、以下のコマンドを入力してハイバネーションファイルのサイズを縮小して、Reducedタイプを有効にします。
powercfg /h /type reduced
fullなどのタイプが必要な場合は、次のコマンドを入力します。
powercfg /h /type full
注:縮小タイプのコマンドを入力すると、「パラメーターが無効です」というエラーが表示される場合は、を入力してからコマンドをpowercfg /h /size 0
繰り返します。